2018年10月20日 21時20分、急逝しました。
18日の午後にお医者さんに診ていただき、投薬をはじめて僅か二日後。そんなに薬を飲むのが嫌だったのかなぁ。
こちょのいた9年と3ヶ月、楽しい思い出しかありません。
いつかこの日が来ることはわかっていたけれど、なんとも切ないです。
午前中はアイリングの色もやや戻り、少し体調が戻った様子でした。
なので、(いつもの週末のように)ご機嫌を伺いつつ彼の写真を撮ってから安心して事務所へ。
元気そうとは言わないけれど、この数ヶ月と変わらぬ表情だった。
餌も食べてくれていたし・・・
安心して会社行ってこいよ、って顔で見送ってもらったのです。
夕立が来るかもという天気予報を気にしつつ、クルマで行けば降らないし、オートバイで出かけたら降るんだろうなぁ・・・なんて思いながらもオートバイで出勤。
で、午後3時くらいからだったかひどい雨。やっぱり降ったよ。
仕事は山積みだし、雨が上がるのを待って帰ればいいや!ってな調子で仕事をしていたら
17時ぐらいに「容体が芳しくない」という電話が家人から入る。
(仕事していても集中できず、気持ちはふわふわするばかり)
いっそ切り上げて帰ろうか悩みつつも、翌週のスケジュールを考えるとどうしても一段落させたい案件があったため粘って作業続行。
20時40分過ぎ、いよいよダメっぽいという連絡が入る。
急いで帰り支度。
さらに電話あり、帰りに好物の梨を買ってこいとのこと。
苦い薬ではなく、いよいよ最後になりそうだから好きなものをあげたいという家人の想い。
そうだよね、美味しいものあげたいよね。
事務所近所のスーパーマーケットに走り、梨、りんごジュース、梨がブレンドされたジュースを買って、まだ濡れた道路をオートバイで急いで帰る。
21時30分、オートバイを止めて家に入る時、中から明かりがついて大泣きの家人登場。
「間に合わなかった」。
あと10分早ければ間に合った。
雨上がりを待って仕事をしていたことをすごく後悔している。
間に合ったところで何が出来たわけじゃないけど、兎にも角にも残念。
亡くなった寝顔、まだ息を吹き返しそうで・・・
いやぁ切なかった。
羽の触り心地だって変わらないんだぜ。
ちょっと寝ているだけみたいじゃんか。
翌21日夕方、世田谷ペット斎場さんにて火葬していただきました。
こちょ、精巣が肥大して、肺や胃にものすごく負担をかけていたようです。
家人のことが大好き、私のことも大好き、大好きな相手に毎日毎日求愛ダンスを踊ったり歌ったり、一緒に巣ごもりしようと誘ったり・・・年がら年中「発情期」だったのがまずかったらしい。
メス文鳥に産卵に伴うトラブルが多いことは知っていたのですが、オスの文鳥にも同じリスクがあるとは。そこを注意できなかったこと、大いに反省しています。
とはいえ、写真を見返すと嬉しそうなんだよね。
手の中、ポケットの中、デニムの裾。
一緒に幸せな時間を過ごして満足してくれている、そう思うようにしています。
こちょ、また会う日まで。
覚えとけよ。
覚えておくから。
お気に入りの写真は何十枚も何百枚もあるんだけど、「特にお気に入り」を置きます。
見てあげてください。
今日はここまで。
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